その2

今日はみかんを5個くらい食べた。健康的。


みかんは酸っぱい方が好き。その方が味が濃い気がしない?僕は小学生の間静岡にいたから三ヶ日みかんみたいな味の濃いみかんを食べて育ったんだけど、九州の学校で中高時代を過ごす間、ずっとあの酸っぱいやつが1番いいと思い込んでたな。


今日はこういうことが書きたいわけじゃなくて、ついでに言うと別段ヲタクとかアイドルについて語りたいわけでもないってことを前提にしてほしい、この時点で読みたくなくなったらこの先は読まなくていい。


閑話休題、本筋に入ろう。ここ最近おやすみプンプンを中学生ぶりに読み返してるんだよね。これは自明なことなんだけれど感性の変化、違うな、めちゃくちゃ国語の教科書的に言うとパースペクティブの変化ってやつに該当すると思うんだけど初見でプンプンで1番刺さったのはお母さんが亡くなるタイミングで手紙の真相を知るシーンと、童貞を捨てるシーンだったんだよね。

当時は男子寮生活三年目の中学生でちょうどそういったものに視点が当てられたんだろうし、2回目に読んだ時は所謂鬱に浸る、鬱っぽい自分に浸る()みたいな退廃的なものに耽美を無理やり見出そうとしていた時期だった。


今読み返してて、ちょうど明日で読み切るんだけど以前とは違って、めちゃくちゃハッピーエンドが鬱陶しい作品に感じていて。元からハッピーエンドは嫌いなんだけど、人の人生を否定的に見て自己承認をする悲しい人間になったな、と思うんだよね。寂しいけど躁鬱の鬱の部分が自己愛的なものからすごく冷たい他人蔑視みたいなものに変化してる気がする。

一方で強さとかカッコよさに憧れる躁みたいなものもあって、仮面ライダーの話になるんだけど、ちょうど身近なヒーローを探す自分もいる。

uijinの曲を書いてるkatzさんがアニメが3Dになっていくことを嘆いているのをちょうど先ほど見て。

ここ最近の仮面ライダーのCGはどんどんかっこよくなっていて、それでもスーツはちゃんと作ってくれるんだよね。

クリエイターさん達のものづくりに対する姿勢だろうしそれがなくなって欲しくないなとおもう。


これはエゴですらないんだけど、仮面ライダーは身近に実在するヒーローであって欲しい、フルCGのカッコいいライダーもいいけど実際に街には仮面ライダーが存在するしいつか僕もそれになれる、世の中にそういう期待もあってもいいんじゃないか?

そうであって欲しいな、カップラーメンをこの時間に作りながらもやしを茹でてる21歳が強くそう思ってる。美味しいご飯と趣味の話はいいよね。


今日も別に何が言いたいかわからなかったけどこれくらいにしようと思う、小説もそうだけれど作者の意図みたいなのが見え透けてるくらいがよくて全部記述されてるのって野暮じゃない?


その2、以上。